【第74回】クラブハウス群馬県人会では群馬を代表する伝統工芸品について語りました。
群馬県民なら誰もが知っている高崎だるまや伊勢崎銘仙、その他群馬で生産されている素敵な伝統工芸品についてご紹介致します!!
後継者不足などの問題もメディアで取り上げられる中、現在でも伝統工芸品を残そうと考えている素敵な群馬の工芸品を是非一度手に取ってみてはいかがでしょうか。
1.高崎だるま
2.伊勢崎銘仙
3.水上桐たんす
4.吉井ねじりがね
1.高崎だるま
約200年前から続いている伝統のだるまは、現在でも約70人の職人が伝統を継承しています。
農家の方が種まきを終えた秋から翌年の春までの間で”副業”のような形で作られ始めた高崎だるまは、江戸で天然痘の流行をきっかけに天然痘除けとしてだるまに願掛けするようになり流行したと言われております。
高崎だるまも例外ではなく、後継者問題や現代の洋風なスタイルに合わないなど様々な要因で生産数は減少傾向にあるが、そんな中でも現代風にアレンジされた高崎だるまを今回は是非ご紹介したい。
イタリア語で七転び八起を表現されたこの白黒の高崎だるまは今井だるま店NAYAで製作されている。
今井だるま店NAYA HP
今井だるま店NAYA Instagram
こちらの白黒だるまはシンガポールで販売されている高崎だるま。
こちらのだるまはだるま屋さくで製作されている。
だるま屋さく HP
だるま屋さく Instagram
2.伊勢崎銘仙
群馬県の伊勢崎市で有名な伊勢崎銘仙は、約300年程前に農家の”副業”として始まったのがきっかけ。
第二次世界大戦の最盛期には、日本最大の銘仙の産地として有名だった伊勢崎銘仙も現在は衰退をしてしまっている。
圧倒的な迫力のこの伊勢崎銘仙は、1980年代には市場から姿を消し、技術は途絶えてしまったと言われております。
そんな中でも若手起業家の村上さんをはじめ、様々な方がこの伊勢崎銘仙を復活させたいという思いを持って活動されております。
現在でも地元伊勢崎市で愛される伊勢崎銘仙について調べてみてはいかがでしょうか。
また、クラブハウス群馬県人会では”伊勢崎銘仙を使って文化を紡ぐ”を掲げる村上さんにもインタビューをしました。その時の記事も、もしよければご覧ください。
インタビュー:村上采~世界に通用する日本文化ブランドを作る~
3.水上桐たんす
100年以上の歴史がある群馬の桐たんす。
全盛期には数百件立ち並んでいた桐たんすの産業も時代が経つにつれて衰退しており、現在は “桐匠 根津” のみに。
根津兄弟が3兄弟揃って家業を継いでおり、後継者不足を解消した水上桐たんすは時代の流れに合わせ様々な商品を製作している。
職人の手に取って一つ一つ丁寧に作られる桐たんす。
洋風な家に”和”を取り入れたい人は是非水上の桐匠 根津で商品を手に取ってみては如何でしょうか。
そんな”桐匠 根津” の長男 根津安臣さんのInstagramでは、桐たんすを作る工程や商品の事が細かく記載されている。
彼のInstagramは是非一度見て欲しい。桐たんすの魅力が画像/映像を通して伝わってきます!!
根津さん Instagram
4.吉井 火打金 ねじり鎌型
火をつける事に困ったことがありますか??
ライターやコンロ、様々な物がある今の世の中で火をつける事に困っている人は少ないのではないでしょうか。
そんな現在、火の大切さを伝えようとしている”野宿の匠”という方をご存じですか??
摩擦式着火法や火花式着火法など、様々な着火方がありその中でも火花式着火法を発信している。
“食”や”産業”様々な成長場面で欠かせなかった火の大切さを一度学んでみては如何でしょうか。火を囲む事で炎のゆらぎが人間の心拍のリズムと共鳴し 気持ちを落ち着かせ、心を癒し、 穏やかな気分にさせ、精神が安定するという心理効果もあるんです!!
そんな野宿の匠のFacebookページ、是非ご覧になってみてください!!
野宿の匠 FACEBOOK
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